京都で無農薬人参専門のgranja rural★土付き人参の生長について 

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京都で無農薬人参専門のgranja rural★土付き人参の生長について 

野菜栽培

2018/07/22 京都で無農薬人参専門のgranja rural★土付き人参の生長について 

こんにちは。

人参専門の農業家 並河です。

 

本日も亀岡市は猛暑です。

早朝6時より秋冬の人参を栽培するため、

肥料づくりと土づくりをしてまいりました。

 

人参を専門とするgranja rural農園では、

土付きの無農薬人参を販売しております。

そして、堆肥(化学肥料・動物堆肥)も使わず

天然肥料(もみ殻・米ぬか)を自家発酵作製し

それを使ってます。

 

先日も肥料が多すぎるのは・・・と説明しておりましたが、

無農薬人参の土付きの「土」には、微生物が分解した

ミネラルや水分が多く含まれます。

 

人参は、オレンジ色の部分が根(主根)となりますが

ここではミネラル、水分を吸収できません。

スーパーでは見かけることがないですが、

白い毛のような根(根毛)が栄養分等を吸収してます。

スーパーの人参は、専用の機械で薄皮が剥かれているため

根毛は見ることがありません。

さらに、

根毛以外に根に寄生する「菌根菌」という菌類が

栄養分、水分などを吸収してくれてます。

この数が多いと厳しい環境でも無農薬人参は育ってくれます。

しかし、

肥料が多いと根毛はじめ菌根菌の数が増えません。

人参の根が手を伸ばさなくていい肥料が多い環境は

人参にとって良くないんですね。

 

単に無農薬人参(土付き)といっても

どのような土壌で、どんな肥料をどれだけ使ったのかが

風味等に大きく影響します。

 

無農薬人参の土付きの状態ですと根毛が確認できるかもしれません。

 

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