「夏の夕立と野菜」|記憶に残る野菜®︎|京都と人参屋さん|granja rural

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「夏の夕立と野菜」|記憶に残る野菜®︎|京都と人参屋さん|granja rural

野菜栽培

2023/06/29 「夏の夕立と野菜」|記憶に残る野菜®︎|京都と人参屋さん|granja rural

おはようございます。

 

昨日の京都も夕方に突然の大雨が降りました。

夕立ですね。

 

子供の頃は夏に外でいっぱい遊ぶとたくさんの汗をかき体も火照りますが、

ちょうど遊びが終わる夕方に夕立が降ってきました。

汗と泥まみれ、火照った体に夕立の大雨ががとても気持ち良かったのを思い出します。

 

汚れを落とすだけでなく子供ながら持つ何かのストレスや悩みなど

澱んだ気持ちをすっきり流してくれていたかもしれません。

 

 

さて夏に野菜を育てる上で水分不足による乾燥が心配になりますね。

毎年この時期になるとこの話題をお伝えしています。

 

「夏野菜の水やり大変ですね」といつも心配のお声かけ頂きます。

 

いつもお答えしているのが、

私たちは夏野菜に水やりをしたことが無いんです。その心配はないんですよ。

なんてお伝えします。(少しびっくりされますが)

 

夏の夕立と野菜

 

 というテーマですが、

 

私たちは夏の夕立を大切にしています。

おー夕立きたぞー やったーみたいな感じで

 

単なる大雨をなんで喜んでいるのでしょうか

 

日中に高温となった土がこの夕立で冷やされ

野菜が涼しくゆっくりと睡眠をとれます

 

また、ホースやジョウロといった人手で撒く水分よりも

畑はじめ自然にまんべん無く水を与えることができるのが

夕立」と考えています。

 

この夕立があれば十分に大きく育ち夏の乾燥を乗り切れます。

もう一つ付け加えると、「朝露」も大切な水分補給になります。

 

夕立」と「朝露」のみで当農園の野菜は育ちます。

 

野菜は朝の光を浴びると葉の裏にある気孔と呼ばれる微小の穴から水分を放出します。

光が目覚まし時計代わりになり、ここから根の水分を吸収しどんどんと工場で栄養を作ります。

光がなくなる寸前まで働き通しです。

 

夕立が降るタイミングを思い出してください。

ご存知の通りまだ日が沈む前です。

野菜は光があれば水を使って夜に使う栄養を製造しています。

 

つまり、夕立の水分は栄養を作り出すのに十分な量なんです。

あと数時間で夜になる前の貴重な光を効率よく使います。

雨で冷やされた土で気持ち良く働いて栄養を作ります。

 

当農園ではビニールのマルチを使わないのは、この夕立の働きを妨げないためでもあります。

また、ビニールのマルチは土の中の換気を妨げ、熱がこもりいつもジメジメして根が苦しがります。

 

マルチがダメだということでは無いですが、私たちは雑草の働きも大切にしているため

より自然に近い雑草との共生栽培を選びました。

 

私たちが夏に野菜に水撒きをしないことをご理解いただけたでしょうか。

野菜をいじめてはいませんよ

 

野菜にとって夕立はとても重要な働きを持っています。

 

 

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