自然の時間とゆとり｜京都の人参屋さん｜granja rural＊グランジャルラル農園

本日はじっとしてられないオジサンのブログです。

（農業、古民家改装、間伐、工作・・・あーやりたいことばかり〜一日７２時間ぐらいないかな〜）

夏の暑さが残る秋

農園は山にあり30℃にならない日が続き少し農作業もしやすくなっております。

さて、畑では冬野菜の準備や種まきが始まっています。

野菜の種はそれぞれ発芽のスイッチがあるようで

気温、雨、雷、地震など色々な要素があるのも面白いですね。

土に埋もれた種は発芽スイッチによってまず発根（土に根が伸びる）し

次に発芽（地表に顔を出す）する順番によって私たちに存在をアピールします。

この成長過程が種の種類によって全く違うので少しヤキモキすることも

大根や葉物野菜は数日程度で発芽

人参は一週間から１０日程度とそれぞれ違います。

野菜は人のペースには合さずマイペースです。

こんな野菜の成長を何度も見ていると人のセカセカした気ぜわしさを痛感します。

時代や環境も変わりゆくなか野菜は自分のペースを崩さず成長していく姿は

私たち人間が忘れかけている　「ゆとり」　を思い出させてくれているように感じます。

「急いでも変わらないよ！もう少し余裕持ってみたら！」

と伝えているかのような野菜

大きくなった野菜を楽しみにすることもいいと思いますが

違う側面から野菜を客観視してみるのも良いかもしれませんね。